40男が同人デビューしていきなり1000万稼いじゃいました

椎名号による初著書「40男が同人デビューしていきなり1000万稼いじゃいました」2018年1月に実業之日本社より発売予定。

シルクハットアウトレイジ


T.Rex " The Slider "

90年代初頭、僕はバンドをやっていて

ライブが終わった後、打ち上げと称して仲間たちと朝まで飲み明かしていました。

新宿のライブハウスでのライブ後、歌舞伎町のよく行く居酒屋にみんなで行き

いつものように飲んで騒いでいました。

12時も過ぎて店も閑散としてきましたが、僕らは大声で騒いでいました。

すると、手前の席にいた中年の男が「おい!こっちこいよ」と僕に向かって手招きをしました。

その風貌から一見して歌舞伎町のやくざだと解ったので、とりあえず僕はその男の席に座りました。

「まあ、飲めや」と言われビールをつがれて一気飲みをさせられました。

「お前らうるせえんだよ」と言われたあと

「クスリとか興味あるか?」と聞かれました。

「はあ・・・」と僕が戸惑っていると、居酒屋のオーナーか来てくれて

「すみません、一般のお客さんなので勘弁してくださいよ」と間に入ってくれて僕は解放されました。

オーナーは「歌舞伎町はいろんな人がいるから気を付けなよ」と僕に言いました。

「あの人って、やくざなんですか?」と聞くと「まあ下っ端だよ、大したことないよ」と。

そして、別な席で飲んでいたシルクハットに燕尾服の異様な格好のおじさんを指さして「あの人はやばいから、関わらないほうがいいよ」と言っていました。

やばい時代でしたね